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Re: ダブルウーハーの別アンプ駆動?

 投稿者:Kurizz-Labo:栗原  投稿日:2017年 7月20日(木)15時17分21秒
返信・引用
  セプ太さんへのお返事です。

> ダブルウーハーをそれぞれ別のアンプで駆動する方法が紹介されています。殆どそう言う構成を実施されている人を聞いた事がありませんが、どうなのでしょうね。アンプに余裕が出来る気もしますが、インピーダンスは倍になるので、ダンピングファクターは変わりますね?どなたか実践されている方おられますでしょうか?

Wウーファーを単純に切り離して別々のパワーアンプでドライブすることのメリット・・・・良く判りません。

■ アンプに余裕・・・確かに。アンプに余裕がない場合は効果がありそうです。
■ DFが高くなる・・・確かに。もしDFが「5」程度のアンプ(真空管アンプ等)なら「10」になるのでこれは効果がありそうです。
しかし、最近の半導体アンプだとDFは少なくとも100以上はあるので、これが200になっても(1、000が2,000でも)あまり変わらないと思います。

そう言えばWウーファーを別々のアンプで駆動している人がいました。
JBLの元デザイナー/エンジニアだったGregがDD66000を2台のDEQXを使って4Wayの完全マルチでドライブしていますね。
(インタビュー記事 → http://positive-feedback.com/interviews/greg-timbers-jbl/
下の図はLCネットワークによる分割特性(JBL社のカタログより)です。

GregがデザインしたDD66000には大きな秘密があります。
単純なWウーファーのままでクロスオーバーを700Hzにした場合、ボーカルの帯域が2本のウーファーから出ることになり、かなり厳しい結果になることは必死です。
そこでGregは片方のウーファーの高域を150Hzまでとする事でこの問題を解決しています。

しかし、LCネットワークでこれを実現するにはかなり無理があります。(巨大なコイルやコンデンサーが必要)
Gregが自分のシステムではアクティブチャンネルデバイダーを利用していたというのも理解出来ます。

そして、このシステムにDEQXを持ち込んだ結果が前記のレポートに書かれています。
最後のDEQXの部分だけを栗原が意訳してみました。興味深い内容ですのでぜひ読んで見て下さい。

---------------------------------------------------------------------------------------------------

インタビューアー:
 
DEQXのプロセッサを使用していますが、その理由を説明できますか?
 
Greg:
 
私は長年にわたり自宅でアクティブタイプのチャンネルデバイダーを使ってきました。
それは、パッシブ型では問題となる細部の描写や透明感が得られるからです。
 
しかし、単純な電子回路ではパッシブタイプのような「音楽性」の達成が難しいと考えていました。
私は素晴らしいアナログのクロスオーバー・システムとデジタル方式の統合に苦労しました。
良いと思われる多くのデジタル方式のものよりアナログ方式の方が良かったのです。
 
しかし、デジタル方式によるルームEQは多くの問題を自在に解決できます。
それによって素晴らしい効果と音色的なバランスを得ることができましたが、残念ながら「音楽性」では超えることが出来ませんでした。
 
私はDEQXについて理解を深め、試してみることにしました。
私のシステムは非常に複雑なアクティブタイプの4ウェイシステムなのでDEQXの設定にはしばらく時間がかかりました。
 
私はクロスオーバーポイントでの群遅延を排除するDEQXの能力に興味を持っていました。
これはアナログでは解決できません。
人々は時間を揃えたシステムを持っていると主張しています。しかし依然としてクロスオーバー領域では群遅延が発生しているのです。
比較的良好な一次のクロスオーバー(-6dB/oct.)では個々のドライバーの帯域を必要なスロープ"に設定できないため問題の解決にはなりません。
 
DEQXのようにFIRフィルタを使えば振幅と位相を独立して操作できるため、この制約を克服することができます。 
DEQXのハードウェアは本当にうまく実装されていますが、かなり難解で従来からのアナログ的な考え方とは一致しません。
それでも、完全な振幅と時間補正はこの難解さを克服した私に両方の世界のベストを与えてくれました。
 
今では定在波の補正や部屋の音響特性を自在に設定できます。
更にずっと探し続けてきた細部の描写力、躍動感、滑らかさ、そして空気感の表現など、全てが実現できたのです。
 
これは私にとっても勝利です。
--------------------------------------------------------------------------------------

 

http://http://positive-feedback.com/interviews/greg-timbers-jbl/

 
 

ダブルウーハーの別アンプ駆動?

 投稿者:セプ太  投稿日:2017年 7月19日(水)07時30分0秒
返信・引用
  ダブルウーハーをそれぞれ別のアンプで駆動する方法が紹介されています。殆どそう言う構成を実施されている人を聞いた事がありませんが、どうなのでしょうね。アンプに余裕が出来る気もしますが、インピーダンスは倍になるので、ダンピングファクターは変わりますね?どなたか実践されている方おられますでしょうか?  

Re: 群遅延

 投稿者:セプ太  投稿日:2017年 7月16日(日)08時29分30秒
返信・引用
  > No.460[元記事へ]

埼玉のTYさんへのお返事です。

> 埼玉のTYと申します。
>
> セプ太さんのLimitsの設定(スピーカー補正)の下限周波数が120Hz
> 位になっていませんか??

200Hzにしています。


>
> これまでの経験ではLimitsの低域側の枠の外側で群遅延が若干暴れるようです。
> これを超低域側に追いやる意味でも,Limitsを伸ばしたいところです。
>

部屋の影響で中々難しいですね。

>
> セプ太さんへのお返事です。
>
> > みなさん、色々ありがとうございます。興味深いです。
> > 最後に群遅延です。殆ど群遅延が無い様に見えますが、そうなのでしょうか?
> > 100あたりのピークは、何なんでしょうか?
 

Re: おもしろ計測+α(つづき)

 投稿者:埼玉のTY  投稿日:2017年 7月14日(金)09時23分58秒
返信・引用
  > No.459[元記事へ]

DEQXを使うと,そのユニットに脈があるかどうかを短時間で確かめられますね。
今までの苦労は・・・というご感想,同館です。

小生も現在,ウーハー入れ替えに取り組んでおりまして,脈があることは確認
できました。変えたことで改善される点も多くなりそうですが,失った点も
ありますので,もう少し調整したら報告したいと思います。

画像で記しましたcalibrationのanechoicの設定について,これは,窓かけ後の
インパルス応答(=補正がどのよなデータに基づいて行われているのか)を
確認するには良いですが,これで窓位置の良し悪しを語るのはなかなか難しい
のかもしれません。説明に無理があったかもしれません。

よろしくお願いいたします。


大分のTNさんへのお返事です。

> 埼玉のTYさんへのお返事です。
>
> DEQXシステムを使ったユニークな測定法とcalibrationに関する有益な情報をコンパクトに纏めてご提供頂き,ありがとうございました。ぱっと見ただけでは深いところまで理解が及びませんので,印刷してゆっくりと熟読します。
>
> 3日ほど前に,以前から試してみたかったミッドドライバを引っ張り出してミッドとツイータを入れ替えてみました。
>
> 添付の写真は,約15年ほど物入れで眠っていたATCの3inchミッドドームSM75-150Sを18mm厚合板貼り合わせのバッフルに装着したものです。オリジナルのショートホーンは外し,18mm厚合板を加工して代用しています。当時は1次のアナログフィルタを使ったマルチアンプシステム使用していましたが,うまく使いこなせず短期間でお蔵入りとなってしまいました。
>
> 今回はDEQXシステムが使えましたので,あっという間にまともな音が聴けるようになりました。昔試行錯誤した苦労は何だったのでしょうね。これまで使っていたAccutonのセラミックドライバとはまた異なる音場感で,透明感も感じられます。
>
> 今回は取り敢えずまともな音が聴けるかどうかを試すため,通常の測定法(60cm)でcalibrationを行いましたが,いずれTYさんご提案の近接測定法も取り入れるつもりです。
 

Re: 群遅延

 投稿者:埼玉のTY  投稿日:2017年 7月14日(金)08時37分43秒
返信・引用
  > No.454[元記事へ]

埼玉のTYと申します。

セプ太さんのLimitsの設定(スピーカー補正)の下限周波数が120Hz
位になっていませんか??

これまでの経験ではLimitsの低域側の枠の外側で群遅延が若干暴れるようです。
これを超低域側に追いやる意味でも,Limitsを伸ばしたいところです。


セプ太さんへのお返事です。

> みなさん、色々ありがとうございます。興味深いです。
> 最後に群遅延です。殆ど群遅延が無い様に見えますが、そうなのでしょうか?
> 100あたりのピークは、何なんでしょうか?
 

Re: おもしろ計測+α(つづき)

 投稿者:大分のTN  投稿日:2017年 7月14日(金)01時19分4秒
返信・引用
  > No.458[元記事へ]

埼玉のTYさんへのお返事です。

DEQXシステムを使ったユニークな測定法とcalibrationに関する有益な情報をコンパクトに纏めてご提供頂き,ありがとうございました。ぱっと見ただけでは深いところまで理解が及びませんので,印刷してゆっくりと熟読します。

3日ほど前に,以前から試してみたかったミッドドライバを引っ張り出してミッドとツイータを入れ替えてみました。

添付の写真は,約15年ほど物入れで眠っていたATCの3inchミッドドームSM75-150Sを18mm厚合板貼り合わせのバッフルに装着したものです。オリジナルのショートホーンは外し,18mm厚合板を加工して代用しています。当時は1次のアナログフィルタを使ったマルチアンプシステム使用していましたが,うまく使いこなせず短期間でお蔵入りとなってしまいました。

今回はDEQXシステムが使えましたので,あっという間にまともな音が聴けるようになりました。昔試行錯誤した苦労は何だったのでしょうね。これまで使っていたAccutonのセラミックドライバとはまた異なる音場感で,透明感も感じられます。

今回は取り敢えずまともな音が聴けるかどうかを試すため,通常の測定法(60cm)でcalibrationを行いましたが,いずれTYさんご提案の近接測定法も取り入れるつもりです。
 

おもしろ計測+α(つづき)

 投稿者:埼玉のTY  投稿日:2017年 7月13日(木)01時01分33秒
返信・引用
  続きの画像ファイルを添付します。

DEQXのおかげでMJ(無銭で実験)を楽しんでいます。設計思想を冒涜するような
投稿は栗原様に叱られそうですが,大分のTNさんのようなワクワクするような情報
が交換できたら良いなと思っております。よろしくお願いいたします。
 

おもしろ測定+α

 投稿者:埼玉のTY  投稿日:2017年 7月13日(木)00時58分37秒
返信・引用
  以前に紹介させていただいたスピーカ測定法についてメモを作成してみました。
現在の小生の調整法について紹介させていただきます。

本測定法はDEQXの完成された世界に土足で踏み入るようなところがあります。
ユーザーを無駄に惑わす内容ですので,ご興味がありましたらサラッと
ご覧いただければと思います。決して親切なマニュアルにはなっていません。
すみません。

画像ファイル3枚ずつ2回に分けて投稿します。
 

シミュレーションと群遅延

 投稿者:Kurizz-Labo:栗原  投稿日:2017年 6月22日(木)23時43分37秒
返信・引用
  大分のTNさん、そして、セプ太さんへのお返事です。

>破線で囲った小さなリンギングは多分2kHz付近に小さなビークがあるのかもしれませんね。

[図1]がホーンユニットの実測特性ですが、2kHzを中心とした大きなピークがあります。
このピークが強烈な個性を発揮するため、そのままでは使えないと思っていました。
DEQXによってこのクセがなくなり、本来の性能が発揮されたことで現在に至っています。

それにしても、小さいどころか巨大(笑)なピークで、全てバレてしまいますね。
ステップレスポンスのシミュレーションも大変有効だと感じています。
今後、色々な活用が出来ればと思います。
ありがとうございました。
-----------------------------------------------------------------------

次にセブ太さんからの「群遅延特性」です。

セブ太さんが表示された図(写真)は群遅延を補正するためのデーターになります。
元のデーターにスムージングを掛けて補正範囲を指定した後の結果から生成したものです。

>殆ど群遅延が無い様に見えますが、そうなのでしょうか?
100%のスムージングを掛けて、補正範囲を100Hz~10kHzにした場合このようになります。

>100あたりのピークは、何なんでしょうか?
[図2」は周波数特性の補正データーですが、見かけ上100Hzにピークが生じています。
ピークやディップで位相が反転する範囲に群遅延が発生します。
100Hzのピークはこれで生じたものだと思います。

ちなみにシステム本来の群遅延特性はスピーカー測定の結果から見ると判ります。
「図3」はクリズラボのデモシステム。
「図4」はセブ太さんのGS-1のです。

クリズラボ:栗原

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Re: 各種測定データの見方?

 投稿者:大分のTN  投稿日:2017年 6月22日(木)15時06分58秒
返信・引用
  > No.450[元記事へ]

Kurizz-Labo:栗原さんへのお返事です。

度々の投稿になりますが,折角スピーカの特性を表す簡単なモデルをLTSpiceで作りましたので,
栗原さんがあげられましたホーンの実測値におおまか合うような4次のバイパスフィルタを作成し,
若干の試行錯誤で合わせ込んだシミュレーション結果を下図にあげておきます。

上の図はTD-4001のステップ応答に合うようにパラメータを合わせたときの周波数特性を,
2番目の図は実測のステップ応答波形にピンク色でシミュレーション波形を重ねています。
立ち上がりから約3ms程度まではまあまあ一致していると思います。

栗原さんが破線で囲った小さなリンギングは,周波数特性上では多分2kHz付近に小さなビークが
あるのかもしれませんね(外れている可能性大ですが),

一番下の図は,GS-1のステップ応答に同じくシミュレーション波形を重ねています。
この周波数特性は取り忘れましたが,ハイパスのカットオフ周波数がTD-4001より少し高く,
制動係数も少し小さめだったと思います。
 

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